浸炭焼き入れ      

            低Ｃ％の合金鋼を９２０℃前後まで加熱させオーステナイト組織にさせる。

            その際にエンリッチガス等の雰囲気ｶﾞｽを炉内に流し炭素を強制的に部品に浸透させ

            油を使い急冷させる。急冷後、表面部には炭素が入ったマルテンサイト組織からなる

            硬化層が得られる。表面は硬く内部は柔らかくじん性に優れ耐摩耗性等に優れている。

            主に自動車部品、機械部品等に広く使用されている。